病院協議会の活動
事業報告 病院協議会
○第4回研修会報告New!

日 時:平成21年11月22日(日) 13:15~16:45
場 所:東海学園大学名古屋キャンパス2号館5階252情報教育演習室
参加者:38人

内 容:

栄養士の栄養士のための栄養士による統計学2
  講師:東海学園大学 人間健康学部 管理栄養学科
         准教授 榎 裕美 先生


毎回好評を博しております、榎先生をお迎えしての『エクセルによる統計学講座』も3回目になります。今回はこれまでの内容の復習も兼ねての講座となりました。
・エクセルでの作図、作表およびパワーポイントへの貼り付け
・解析するための表の「形式」を覚える
・基本統計学、相関係数の算出、散布図の作成
・研究プロトコールから解析方法を考える
・基本統計量の算出、t検定
・解析結果を図表にする
・統計ソフトSPSSの機能と実践

以上の内容を、演習方式で学ぶ事ができました。一人一人が実際にパソコンを使っての演習で理解度も深まり、時間いっぱいまで、質問が飛び交う有意義な時間でした。
今後の栄養士活動に大いに役立つ内容でした。

(報告者:医療法人生生会松蔭病院 稲塚小夕里)

○第3回研修会報告(2009/10/24)

日 時:平成21年10月24日(土)13:30~16:30
場 所:愛鉄連厚生年金基金会館4階大会議場
参加人数:169名

内 容:

第一部 講演
「経腸栄養の達人 ~中級編~病態別の経腸栄養剤」
   京都大学医学部附属病院 栄養管理室長 幣憲一郎先生


病態別の経腸栄養剤全般を網羅する内容と汎用されている一般的な栄養剤から、特殊な病態に用いる栄養剤の特徴から投与時のリスク管理までの御講演でした。
多種類の栄養剤の選択をする知識を深める良い機会であり、病院から地域一体型栄養サポートを担う我々栄養士の誰もが参考になる内容でした。
第二部 講演
「経腸栄養の達人 ~番外編~急性期から慢性期の経腸栄養剤」
   ネスレニュートリション株式会社 学術情報担当 西坂俊治先生

周術期と免疫栄養のエビデンスに基づいた説明や代謝経路までの内容の御講演でした。高齢者の栄養管理では新しいアセスメントツールの紹介をして頂き、ミクロからマクロに至る幅広い視野に至る話で参加者は知識と新しい情報を得る事が出来ました。

(報告者:横山胃腸科病院 吉田明子)

○第2回研修会報告(2009/7/25)

日 時:平成21年7月25日 12:55~16:50
場 所:労働会館 東館ホール 2階
参加者:118名

内 容:

第1部 講 演
『 重症患者の栄養管理 UP-TO-DATE 』
   明治乳業株式会社 本社栄養販売本部
    栄養販売二部 課長 学術・教育グループ 松浦 基 先生


 自然免疫・獲得免疫の機序・免疫の種類などの免疫学の総論・各論と普段聴くことが出来ない商品開発から市場に出るまでの特に商品の美味しさ(味)のこだわりについてもお話しいただき、注目されているイムノニュートリションの基礎力となるご講演でした。

第2部 会員発表
『 重度の褥瘡を合併した筋ジストロフィー症患者の
  栄養補給に、育児用ミルクを利用した例 』
   国立病院機構 長良医療センター  管理栄養士 木下 かほり


 筋細胞の構造から筋ジストロフィー患者の特徴などの解説を交えながら、栄養補給に育児用ミルクを使用した経緯と効果及び今後の課題をお話しいただきました。

『 栄養管理室がチームにならないと・・・、NSTって難しい! 』
   国立病院機構 名古屋医療センター  主任栄養士 金子 康彦


 全国的に急速に普及しているNSTであるが、管理栄養士としてのチームの意識と向上の必要性を2症例の関わりを紹介しながら、熱い思いをお話しいただきました。

第3部 講 演
『 高齢者における栄養学的介入の最適化について 』
   国立長寿医療センター 先端医療部長 細井 孝之 先生


 骨代謝の基礎・応用を食品と関連付け、カルシウム摂取量や関連するビタミンK及びビタミンDなどや摂取量の地域差があるなど、ユーモアを交えたご講演となり、我々の栄養指導の参考になり、非常に有意義なものとなりました。

(報告者:国立長寿医療センター 病院 村崎 明広)

○第1回研修会報告(2009/5/16)

日 時 : 平成21年5月16日(土) 13:30~16:40
場 所 : 愛鉄連更生年金基金会館 4階
参加者 : 212名

内 容:

*演題Ⅰ 座長 岡崎市民病院 医療技術局栄養管理室
             栄養士副主任 吉田年広先生

『肝機能検査におけるデータの見方』
     演者 獨協医科大学病院 臨床検査部
             主任 奥住裕二先生

 肝機能が及ぼす血液検査データの関係についての説明がありました。
 アルブミンの測定方法によって値が異なるため、それによって治療開始時期も異なってくることから、常用基準の確定を進めていること。アルブミンが重要な栄養指標であることをお話されました。
 血液検査データは変動することから、データを継続的に見ることと、合わせて患者さんの病態や状態を総合的に診ることが必要であることを改めて感じました。
*演題Ⅱ 座長 愛知医科大学病院
             栄養部副技師長 黒宮郁夫先生

『肝疾患に対する栄養学的評価という治療』
     演者 大阪市立大学病院 生活科学研究科
             教授 羽生大記先生

 肝硬変の患者さんの多くは栄養状態が満たされており、低栄養状態にないことと、他の疾患が肝臓に及ぼす影響についてのお話がありました。
 肝疾患は安静にという概念を覆し、有酸素運動を短時間に取り入れることへの提案に、今後の栄養管理や運動療法のあり方を考える内容でした。
今回は肝臓をテーマとした研修で、当日、雨の降る中でも、病院協議会員以外の協議会員の参加者も多く、212名の参加があり大盛況の中、研修会を終えることができました。

(報告者:豊田西病院 佐野仍吏子)

○第3回研修会報告(2008/12/13)

日 時 : 平成20年12月13日(土) 13:00~16:00
場 所 : 名古屋港ポートビル 4F 講堂
参加者 : 89名

内容

*第1部 講演『『ライフコーダー製品説明』』
           株式会社 スズケン 古田 透 様

運動量がビジュアル的に分かりやすく、動機付けに活用価値が高いライフコーダーの説明を行っていただきました。
万歩計の要領で腰に装着すると、加速度センサーが運動強度を10段階で判定しパソコンに接続すれば1日の活動状況がグラフで表示され、脂肪燃焼効果のある速歩きがひと目でわかる表示はとてもインパクトがありました。そのため、目標とするエクササイズ値の達成に活用でき、栄養指導対象者の行動変容の支援グッズとしての利用方法があると思われました。
*第2部 会員発表『人間ドッグでの栄養士の関わり』
      独立行政法人 国立病院機構 豊橋医療センター
              管理栄養士 齊藤 文 さん

「食べて実感!メタボ予防食。検査だけではありません」と題し、メタボ予防食の提供と栄養相談を行っている取組について発表していただきました。この取り組みは、非常に目新しく参加者の興味を引きました。
栄養士の新しい業務としての関わり方が発見出来た内容でした。
『栄養療法が奏効し腹腔鏡下手術が可能となった
        薬物療法拒否のクローン病患者の一例』
             横山胃腸科病院 吉田 明子 さん

薬物療法拒否のクローン病患者の意思を尊重し、管理栄養士として患者さんと向き合って栄養状態を改善し、困難であった腹腔鏡下手術が可能となった症例を発表頂きました。
*第3部 講演『『循環器から見たメタボ対策』
      独立行政法人 労働健康福祉機構 中部労災病院
              循環器科部長 天野 哲也 先生

メタボリックシンドロームと動脈硬化の関係をスライド写真を用いて説明いただき、視覚で確認ができたため、より理解が深まりました。
「メタボリック予防or卒業のため」と題して、「生活習慣」「脂肪」「高血圧」「糖代謝異常」の4つのテ-マに沿っての説明と冠動脈造影の症例提示は、普段、目にすることの出来ない内容でとても興味深く有意義な研修でした。
天野先生より、予防のためには循環器医と管理栄養士のコラボが今後重要になるので一緒に患者さんのために頑張っていきましょうという温かいエールをいただきました。

報告者 豊田西病院 佐野仍吏子

○ランチミーティング報告(2008/12/13)

日 時 : 平成20年12月13日(土) 11:00~12:45
場 所 : 名古屋港ポートビル 4F 講堂
参加者 : 30名

内容

4月から勤務し始めたフレッシュ栄養士から、勤続40年のベテラン栄養士や病院協議会役員合わせて30名を2グループに分けて車座になり、昼食を食べながら各自の自己紹介からランチタイムミーティングを開始しました。
昼食を食べながら気軽な雰囲気の中で、日頃、仕事をする上での悩みや思いなど栄養士同士という中で語り合いました。フレッシュ栄養士には、ベテラン栄養士からの助言は、何にもまして力になったと思います。
参加された方からは、「今後の仕事に対する目標が明確になりました。」「今まで話す機会のなかった他施設の栄養士の意見はとても刺激になった」などの意見が多く寄せられ、今までにない研修会スタイルでしたが大きな手ごたえを感じました。

報告者 豊田西病院 佐野仍吏子

○第2回研修会報告(2008/11/8)

日 時 : 平成20年11月8日(土) 13:00~16:30
場 所 : 東邦ガスショールーム
参加者 : 89名

講 師 : 南大和病院 栄養科 科長 工藤 美香 先生

○第1部 講 演 『嚥下食の考え方と実技』
 摂食・嚥下障害の基礎的な理論と嚥下食の実践的な応用論までを、日々活動されている出来事や動画及び最近のトピックスも取り入れ、非常に盛り沢山の内容で御講演いただきました。
○第2部 実演 及び 試食
 会場を調理室に移し、まるで料理番組?かの様な生中継のモニター付きで、先生自らのデモンストレーション5種類・テクスチャーの違いを体験するための試食6種類を会員に経験していただきました。真剣にメモを取り、実演されている工藤先生の手さばきの様子を、身を乗り出して見入っている会員の姿に職場にとってタイムリーな内容であったと改めて感じました。

 第1部・第2部をとおして、非常に密度の濃い内容の研修会で会員の資質向上に寄与出来たのではないかと考えております。研修会役員にとっても、試食を事前調理する経験をさせていただく中で、失敗と成功を学ぶことが出来、有意義な経験をさせていただきました。

 最後に、会員のご協力はもとより、役員及び研修会に携わって下さった多数の関係者の方々に厚く御礼申上げます。

報告者:国立長寿医療センター 村崎 明広(全体研修会代表)

○特定保健指導情報交換会(2008/6/14)

日 時:平成20年6月14日10時~12時
会 場:名古屋女子大学
参加人数:62名

 4月から始まった特定保健指導に関しての情報交換会が開催されました。通常行う勉強会形式とは違い参加者が主体となって会が進みました。今回は事前にアンケートを取り参加者を7班に分け、初めの1時間をグループ討議に充て、残りの時間で発表と質疑応答が行われました。
 グループ討議では各班で自己紹介をした後、発表者と書記を決めフリートーキング形式で保健指導に対し効果的な指導のために必要と思うアイデア・媒体・方法に話し合いがされました。

各班から出された「効果的な保健指導に必要なスキル」は
★指導者自身が減量した経験談など、身近に感じてもらえる内容を伝える
★ライフコーダー・万歩計など数字で表す
★体重計測・歩数記入は大きな意識づけとなる
★内臓脂肪と生活習慣病を関連づけて話せる知識は必要
★自分を心配してもらっているということがわかるから「まめさ」は必要
★指導者自身が、横の連携(医師・保健師・健保担当者)を積極的に測ることで対象者の事が把握でき、良い指導が出来る
等でした。

また、各班でみんなに聞きたい事としては
★やる気のない対象者への対応
★何で呼ばれて指導されないといけないと感じている対象者への対応
★人員増えず、仕事のみ増える業務増加への対応
★皆が使って良かった媒体・ソフトを教えてほしい
が挙げられました。

 まだ本格的な保健指導をされている施設が少なく、手探りで始めようとしている参加者が多く、少しでも参考になる情報が欲しいと思われている為、活発な意見交換が行なわれ、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。今回の情報交換会は、面識のない栄養士同士が顔見知りになる事で横の繋がりを作る事も目的の一つとしていましたので、会終了後も色々な情報交換も行われていた様子からも成功であったと思っています。

(報告者:報告者 名古屋掖済会病院 市江美津昭)

○第1回研修会報告(2008/6/14)

日 時:平成20年6月14日(土) 13:30~17:00
場 所:名古屋女子大学 汐路学舎 南2号館 301演習室
参加者:86名

内 容:栄養士の栄養士による栄養士のための『統計学入門』
講 師:東海学園大学人間健康学部管理栄養学科 准教授 榎 裕美 先生

 今回は、前回(平成19年度第1回病院協議会研修会(12.8))好評を博した榎裕美先生を向かえ、1回目出席出来なかった方でも分かるように教えて頂きました。
 第1部は講義形式で、統計の基礎知識・相関について・t検定(2群間の比較)の概念・「対応のあるt検定」と「対応のないt検定」・F検定(等分散の検定)・Excelの統計ツールを使ったt検定などについて学びました。聞いた事はあるけれど、難しそうでなかなか手がでないと思っていましたが、基礎から教えて頂いたことでしっかり理解することが出来ました。
 第2部は、実際パソコンを使用した演習方式で、用意された練習問題から散布図・相関係数・t検定・2群間の比較の棒グラフを作成しました。
 今後、私達が学会発表をする際や読み取る際に、とても参考になる内容でした。多くの人が苦手とする分野だと思いますが、少し身近に感じるようになったのではないでしょうか。

(報告者:上飯田リハビリテーション病院 遠藤寛子)

○平成20年度全国病院栄養士協議会代表者会議報告(2008/4/19-20)

 4月19日・20日に日本健康・栄養会館にて代表者会議が開催されましたので報告します。
 日本栄養士会全国病院栄養士協議会の役員改選が行われ、下記のように決定いたしました。

 協議会長  水野 文夫  (日本赤十字医療センター・埼玉県)
 副協議会長 廣田 貴子  (英彦山病院・福岡県)
 副協議会長 朝倉 比都美 (聖母病院・東京都)
 地区別選出幹事
   ◎ 中川 幸恵  (札幌社会保険総合病院・北海道)
     柴崎 政孝  (ちびき病院・青森県)
     中島 昌俊  (済生会前橋病院・群馬県)
   ◎ 石川 祐一  (日立製作所日立総合病院・茨城県)
     清水 明子  (大森赤十字病院・東京都)
     井上 小百合 (済生会習志野病院・千葉県)
     西田 博樹  (独立行政法人 国立病院機構福井病院・福井県)
     井後 福美  (山本総合病院・三重県)
     林  直哉  (市立川西病院・兵庫県)
     澤谷 久枝  (ヴォーリズ病院・滋賀県)
     藤井 文子  (市立宇和島病院・愛媛県)
     中東 教江  (済生会広島病院・広島県)
     瀧下 淳子  (進藤病院・佐賀県)
     渡辺 啓子  (九州中央病院・福岡県)

 全国選出幹事
     中野 忠雄  (市立貝塚病院・大阪府)
     平林 眞弓  (河田病院・岡山県)
     林  進   (東京慈恵医科大学付属青戸病院・東京都)
     寒河江豊昭  (山形病院・山形県)
     篠崎 彰子  (長崎大学医学部・歯学部付属病院・長崎県)
   ◎ 西村 一弘  (緑風荘病院・東京都)
     今 寿賀子  (虎ノ門病院・東京都)
 会計監事
     益田 道子  (九段坂病院・東京都)
     関根 優子  (神奈川県立汐見台病院・神奈川県)

※ ◎は、常任理事の方です。

講演
『平成20年度診療報酬改定の栄養・食事管理について』
  厚生労働省 健康局総務課生活習慣病対策室栄養・食育指導官
                    田中 弘之先生

医科診療報酬点数表の中では、栄養管理実施加算は、体制を評価した『基本診療科』に属し、外来(入院)栄養食事指導料・集団栄養食事指導料・後期高齢者退院時栄養・食事管理指導料・在宅患者訪問栄養食事指導料は、特殊な診療を評価した『特掲診療科』に属し、管理栄養士の技術を評価したものとなっている。現在、平成22年診療報酬改定に向けての調査・準備が進められている。少ない財源を効果的に使うためには、エビデンスが揃って効果が上がる事や実効性があり国民にとって有意義ならば評価される。しかし、食事はエビデンスが少ないので、今後の栄養士会の活動に注目していますとの事でした。

講演
『腎疾患重症化予防のための戦略研究』
  筑波大学大学院人間総合科学研究科
      病態制御医学専攻腎臓病態医学教授
                    山縣邦弘先生

『戦略研究とは』国民の健康維持・増進のために、優先順位の高い慢性疾患・健康障害を標的として政策に関連するエビデンスを生み出すための大型の臨床介入研究である。厚生労働省により、具体的な政策目標を定めるための前提となるように、成果指標と研究計画の骨子が作成されます。今回は、『腎臓病戦略研究』が計画されています。慢性腎臓病患者は年々増加傾向にあり、国民の死因の第8位を占め、平成18年末には、約26万人が透析療法を受けるなど、国民の健康に重大な影響を及ぼしている。腎疾患の発症・進展予防対策を強化する必要がある。そのためには、管理栄養士の力が不可欠ですのでご協力をお願いしますとの事でした。現在、詳しい内容等を検討中とのことであり、今後の情報に注目が必要と思われます。

(報告者:病院協議会長 徳永 佐枝子)

○特別講演・東邦ガス協賛研修会報告(2008/2/9)
 平成20年2月9日(土)東邦ガス機器ショールームにて、県西部浜松医療センター歯科口腔外科 蓜島桂子医師を講師に迎え特別講演・東邦ガス協賛研修会が開催されました。
 名古屋では、めずらしい大雪の中、第一部「栄養士が知っておきたい嚥下の基礎知識」の講演に始まり、第二部「嚥下評価と摂食・嚥下機能療法の実際」としての実技を含み長時間にわたりましたが、200名以上の参加者の熱気で有意義な研修が行えました。
 講義では、嚥下の基礎知識だけでなく、日頃先生が、臨床の場で経験されている症例も含め私達にとって身近な話題中心であり、興味が尽きることのない内容でした。
 第二部は、RSST、ゼリースライス法、増粘剤、口腔ケア、アイスマッサージ、嚥下体操、呼吸訓練、代償的嚥下方法、食事介助方法など、実際に蓜島医師の指導のもと全員で実技を行いました。名前は聞いたことはあっても、初めて実技を行う参加者は、最初はこわごわと行っていましたが、慣れるに従って笑い声ありとあっという間に時間が過ぎてしまいました。
 今回の実技で、嚥下のしくみやなぜ障害が起こり、どうして嚥下が出来ないのかを理解することが出来ました。今回の研修会で学んだ事が、今後、嚥下食の形態や味の工夫に役立ち、今後も管理栄養士・栄養士自身が学び経験を積んでいく必要性を感じる研修会でした。最後に、大雪の中、雪かきをはじめご協力いただいた東邦ガスの皆様、実技の準備、片付けに奔走して下さった役員の皆様にお礼申し上げます。

(報告者:中部労災病院 徳永佐枝子)

○第3回研修会報告(2007/12/8)

日 時:平成19年12月8日(土) 13:30~17:00
場 所:名古屋女子大 汐路学舎 南2号館 301演習室
参加者: 94名

内 容:栄養士の心が動く『健診データから見る生活習慣病管理』
講 師:名古屋大学大学院 医学系研究科 榎 裕美 先生

 日頃、業務で使用することが多いパソコンソフト「Excel」の色々な機能を使いながら演習形式で行われました。
 1部では平成20年4年から始まる特定健診の階層分けと保健指導対象者の選定方法を理解する内容でした。予め用意した身体測定結果や検査結果等のモデルデータから、エクセル関数のDATEDIFやIF、AVERAGE等を使い生年月日と検診日からの対象となる年齢であるかの算出、男女別に腹囲判定、BMI判定等を行いました。どの様な時にどのエクセル関数を使えば出したい結果が得られるか分かりました。
 2部では自分で学会発表をする際や学会発表の内容を読み取る際に必要となる統計解析の基礎知識についてでした。パラメトリックとノンパラメトリックの違い、有意確率の示し方と意味、Excel分析ツールの組み込み方法、よく使う基本統計量(平均値、中央値、最頻値、標準偏差)は何を表しているのか、相関、χ2乗検定等について話があり、モデルデータを使い演習を行いました。
 今回の研修会は講師の先生から単に話を聞くだけではなく、実際にパソコンを操作することにより理解度が深まりました。また統計解析では各言葉・表記の意味が理解でき今後の栄養士活動に大いに役立つ内容でした。

(報告者:名古屋掖済会病院 市江美津昭)

○第2回研修会(2007/10/27)

日 時 : 平成19年10月27日(土) 12:50~16:50
場 所 : 労働会館 東館ホール 2階
参加者 : 100名

○第1部 講 演
 『今なぜBCAA(分岐鎖アミノ酸)が注目されるか?
             ~スポーツから肝疾患生命予後まで~』
   味の素ファルマ株式会社 東海支店
   企画推進室 学術担当課長 大野 嘉一 先生

 アミノ酸組成から「味によるグループ分け」・「グルタミン酸の働き」・「BCAAのスポーツへの応用」・「肝疾患と分岐鎖アミノ酸顆粒投与の生命予後に及ぼす影響」など、盛り沢山の内容で御講演いただきました。

○第2部 会員発表(2題)
①『筋萎縮性側索硬化症(ALS)における褥瘡発生とその経過』
  国立病院機構 東名古屋病院 管理栄養士 西澤 貴志

 褥瘡・NST両チームが介入した、貴重なALS患者の褥瘡改善経過と栄養投与が過剰化した現状を報告していただきました。

②『異物混入防ぎ隊』
  労働者健康福祉機構 中部ろうさい病院 管理栄養士 林 裕子

 食事を提供する我々を常に悩ませる「異物混入」に対して、原因追及と対策過程をユニークに報告していただきました。

○第3部 講 演
 『知っておきたい! 肝臓病患者の栄養療法』
  県西部浜松医療センター 栄養科副科長 岡本 康子 先生

 静岡県栄養士会病院協議会会長でもある岡本先生に、肝臓の栄養学と代謝、特に肝硬変に関しての原因と症状及び栄養代謝障害・食事療法の基本と分岐鎖アミノ酸製剤との関わり方を、管理栄養士の目線・患者の目線に立ち返り、いかに患者のQOLを保ちながら食事を提供することが出来るかを、非常に解りやすく御講演いただきました。

本研修会の全体を通して・・・

 第1部が総論・第3部が各論となり、一連の流れが確立し会員に解りやすく情報提供出来たと思います。

(報告者:国立東尾張病院 村崎 明広)

○第1回研修会報告(2007/6/16)

日 時 : 平成19年6月16日(土) 13:00~16:50
場 所 : 東邦ガス㈱ 業務用ガス機器ショールーム
参加者 : 90名

内 容 :『パーソナルカラーでイメージUP』
      ~貴方も貴女も第一印象を魅力的に~
講 師:カラーブリリアント主宰(日本色彩学会代議員・
      AFT認定色彩講師・公共の色彩を考える会会員)
         ながなわ 久子 先生

《内容紹介》
 1.パーソナルカラーとは
 2.第一印象と色
 3.色の不思議
 4.色のしくみ
 5.パーソナルカラーの考え方
 6.似合う色の見つけ方
 7.グループコンサルティング

 少しだけ色にこだわることで料理を美味しくしたり、食事を楽しく演出できることや、自分に似合う色の服を着て第一印象を良くすることにより円滑な栄養指導ができるのではないかという内容のお話でした。
 参加者は6名程度のグループとなり、グループコンサルティングにおいて、お互いに似合う色とその理由をディスカッションし、各グループの代表者は講師の先生方による個人の魅力を引き出す色の指導を受け、参加者全員が興味津々となり講演時間が30分も延長し、とても有意義な研修会となりました。

報告者:岩屋病院 杉浦 ひろ子(東ブロック代表)


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