日 時:平成19年10月20日(土)13:00~16:35
場 所:名古屋通信ビル 2階ホール
講演Ⅰ『血中ビタミン値に基づく栄養機能食品(ビタミン)の活用方法』
金沢医科大学病院・診療補助部門栄養部
管理栄養士 中川 明彦 先生
健康増進法、健康日本21、日人の食事摂取基準の概要、現在私達が多用している「エネルギー」も3代の学者が引き継いで解明されたことやビタミンの発見者等の栄養学の歴史について、アフリカ民族の食生活など多岐に渡ってお話いただき、後半は大学病院で先生が実施された健常者のビタミン補給飲料摂取における血中ビタミン値変化が示され、有効な摂取タイミングなどを教えていただき、栄養機能食品に対する見識を深めることができました。
講演Ⅱ 『大豆イソフラボンと女性の健康』
岐阜大学大学院医学系研究科 疫学・予防医学分野
教 授 永田 知里 先生
大豆は伝統的な日本食として日本人に多く摂取されている食品であり、その大豆にはイソフラボンが多く含まれています。イソフラボンは主要な女性ホルモンであるエストロゲンに似た構造となっており、ホルモン関連がんの乳がん、子宮体がんの一次予防としての役割が期待されています。その研究過程、最新の情報についてご講演いただきました。
事例発表『サプリメントの実態』
小牧市民病院 栄養科
管理栄養士 三ツ口 千代菊 先生
サプリメント、栄養機能食品の定義から、病院食における各栄養素の充足率とその不足分について実際の補給事例を挙げられ、栄養機能食品の選択法、使用時の注意点など大変興味深いお話をお聞きすることができました。
去る10月20日(土)、名古屋通信ビル(名古屋市)において平成19年度フレッシュダイエティシャン研修会が開催されました。県内の大学、専門学校の学生207名の参加があり、大変な盛会となりました。小野寺会長の挨拶に続き、総務部長より愛知県栄養士会の活動について説明がありました。現場からの体験報告では、学校健康教育協議会・高田尚美、集団健康管理協議会・酒井美季、病院協議会・林裕子、福祉協議会・大嶋順子の皆さんから、それぞれの職場での栄養士としての活動の紹介が行われました。皆さん経験年数5~6年のベテランの方々なので職場での苦労や現場で必要とする知識や心構えなど、体験談を交えながら話され、参加者全員が熱心に聴き入っていました。質問コーナーでは、子どもたちの人気メニュー、地産地消、管理栄養士試験等について、興味深い質問がありました。研修会終了後のアンケートからも参加者にとって満足度の高いものであったことが伺われます。若い栄養士の卵たちの今後の活躍に期待したいと思います。
高橋まり子