平成23年度 愛知県栄養士会事業計画

平成22年度3月総会(平成23年3月開催)にて承認

1.基本方針

 世界的な同時不況は、各国が徐々に回復基調にある中で、我が国は改善が進まず閉塞感が漂い雇用状況の悪化等により、社会的危機感や不安感か強く感じられるのが現況であります。

 この主たる原因は、少子・高齢化にあり、保健・医療・福祉等に関する経済的負担の軽減と景気回復による社会の活性化をする以外に問題を解決する方法はありません。

 この状況を打開するには予防対策、つまり「転ばぬ先の杖」が必要であり、我々管理栄養士・栄養士に対する「生活習慣病予防」「介護予防」「食育推進」対策等による自律を支援すること以外に方法は無く、本会に対する期待は誠に大きいものがあると考えます。

 ただ、残念ながら「転んでしまった人への杖」が優先され、社会制度的にも不十分な面が多くあるのが現状であると認めざるを得ません。

 このような情勢の中、我々管理栄養士・栄養士は、町民・市民・県民が要望する栄養問題に適切に対応できる専門家集団として期待に添うよう倫理観をもって行動する義務があります。

 そのために、第一には、既にご了解を得ている「公益社団法人化」を本年度中に認可申請をすることとしています。そして、第二に、これと連動する「栄養ケア・ステーション」の充実強化を図り、「特定健診・特定保健指導」「慢性腎臓病(CKD)対策」「食育推進」「糖尿病食指導対策」「介護予防対策」に全力を傾注したいと考えています。

 なお、公益社団化に伴い、7つの協議会の事業を公益的な開かれた形の事業にすることについて、各協議会において大いなる議論をしていただきたいと願うところであります。

2.重点項目

(1)公益社団法人化の認可申請

昨年8月に発足した「公益社団法人化準備委員会」で十分な協議を行い、予備審査を経て本審査を行い本年度中には認可をいただきたいと鋭意努力をいたします。

(2)栄養ケア・ステーションの整備

栄養ケア・ステーションに専任コーディネーターを配置し、運営体制整備を図ると共に事業の開発と充実を図ります。

(3)会員の専門知識・技術の向上及び倫理観の醸成

会員の自己研鑽の場としての生涯学習研修会、各種研修会・講演会と「特定健診・保健指導担当者育成研修」を引続き開催します。

(4)関係機関・団体との連携強化

関係機関・団体との連携・調整・強化を図り、各種の共催事業・研修会等を開催し管理栄養士・栄養士の専門性を活かし、社会的地位の確保、普及啓発を図ります。

(5)組織強化対策

会員数の減少が2年続きました。新規会員の入会を促進し、併せて継続会員の確保に努め全体としての減少に歯止めをかけ、組織の強化を図ります。

3.公益的事業

(1)栄養ケア・ステーション事業

栄養ケア・ステーション事業(以下、「CS事業」という)は、次の原則を踏まえながら公益的事業として事業展開を図ります。

ア 県民・地域住民等の栄養・保健改善事業に資することができると考えられる要請事業に対応するものとする。

イ 栄養改善事業により健康の保持増進または、疾病予防に資することができると考えられる事業に対応するものとする。

ウ 栄養の知識の普及啓発、および実践ができると考えられる事業に対応するものとする。
・県下保健所管内栄養士会代表者連絡会議→栄養CSの推進と拠点づくり
・栄養CSネットワーク推進会議→栄養CSの推進と拠点づくり

(2)特定保健指導事業

健保組合等からの委託による特定保健指導事業を実施し生活習慣病の予防対策に資する。
(東レ・エンタープライズ、旭化成ライフサービス等)

(3)各種、食育関連事業

ア 県民健康祭、ヘルシーセミナー等々

イ えこファーマーズ朝市村栄養相談 ・日本赤十字血液センター栄養相談等々

(4)糖尿病食指導対策事業

糖尿病食レシピ提供事業(愛知県医師会ホームページ掲載等)等々

(5)慢性腎臓病(CKD)対策事業

CKD対策キャンペーン事業、FROM-J事業等々

(6)介護予防対策事業

各市町村包括支援センター栄養改善事業 ・介護予防研修の開催等々

(7)管理栄養士の設置陳情活動

市町村における管理栄養士の人材配置陳情や、教育現場における「食育」を担う栄養教諭配置陳情活動等を積極的に継続して実施し、地域の栄養改善力を高めていきたい。

特に、特定健診・保健指導は、市町村の国保担当部局で配置が進めば本会の人材育成者の地域における活用にも繋がるものと期待されます。

さらに介護予防対策も予防に重点が移りつつあり食事問題の専門家としての配置を推進すべく設置陳情活動を推進します。

(8)会員等管理栄養士・栄養士の資質向上のための事業

会員等管理栄養士・栄養士の卒後教育については、日本栄養士会と連携し教育体系を整え、基本的知識から実践・応用知識までを学べる環境作りを目指します。

ア 生涯学習研修会

 (7月〜11月、18講座、20単位 ・・・ 名古屋文化短期大学他)

イ 最新情報に関する研修会

 日本栄養士会委託事業(指導者のための健康・栄養セミナー、メタボ予防のための健康セミナー)他

ウ 実務に役立つ研修会

 特定健診・保健指導担当者研修会(東邦ガス・ガス機器展示ショールーム)他

エ 各職域協議会研修会

 (各職域協議会でその専門分野に関する研修会を開催)

(9)広報活動

会員相互の連携と最新情報や会の活動状況を会員及び一般の方々に知ってもらい理解と協力を得るために各種の広報活動を実施します。

ア 会報の発行(8月・2月)

イ ホームページの整備と充実(ケア・ステーション部分、会員専用ページ)

4.共益的事業

(1)組織強化対策事業

ア 会員確保による組織強化のため、2,450名の会員確保を目指し、各種の活動を展開 します。特に新規会員の勧誘と継続会員の維持を目指します。
・フレッシュ・ダイエティシャン研修会

イ 日本栄養士会に連動した会員増対策のほか、ホームページ・広報・および県下保健所 管内栄養士会との連携により入会への働きかけをします。

ウ 特に最新情報を会員に伝える事業を企画し、入会メリットが出るようにしながら、未 加入者の発掘と加入の促進を図ります。

5.関係機関・団体との連携

(1)医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護協会等の医療関係団体との連携と事業協力・後援等を図ります。

(2)日本栄養士会との関係を強化し栄養士の社会的地位の向上や専門性の確保に努めます。

ア 法人会員会(全国栄養士会)への参加 ・全国栄養士大会への参加

イ 日本栄養士会総会への参加 ・東海北陸地区会議への参加 等々

(3)賛助会員との連携

ア 各種研修会への参加と情報提供

イ 会員対象研修会の開催・後援等

6.各種会議の開催

(1)総会の開催

ア 5月総会:決算総会 ・・・ 平成23年5月28日(土)

イ 3月総会:予算総会 ・・・ 平成24年3月24日(土)

(2)理事会・三役会等

ア 理事会:毎月第一土曜日(原則)

イ 三役会:毎月第一・第三土曜日(原則)

ウ 部長会:奇数月第一土曜日(原則)

エ 委員長会:6月及び12月(原則) その他各種会議は必要に応じ随時開催

7.その他

(1)第59回日本栄養改善学会開催に伴う準備への協力をします。(平成24年9月12〜14日)

(2)第1回日本栄養改善学会東海支部学術総会開催に協力をします。(平成23年6月26日)

(3)職域協議会の事業計画は、5月総会にて提案をしますのでご了承下さい。

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